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  紅 茶  

 

予習・復習ドリル

●3択式10問 解答・解説付き


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  紅茶専門店のメッセージ

 

渋みが少なく、軽い口当たりとすっきりとした後味でリラックスできる紅茶
茶葉の産地や種類によって異なる「多彩な香り」と「味わい」も楽しめます。

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   紅茶の基礎知識

 

🟫 紅茶は、緑茶やウーロン茶と同じ茶の木[チャノキ]の葉(品種は違う)を原料としますが、葉を完全に発酵させることで、独特の香りや渋味、コクがあり、全世界で生産されているお茶の約80%を占めていると言われています。
紅茶となる品種には、アッサム種と中国種がありますが、アッサム種はタンニン(カテキン類)が多い一方、アミノ酸が少なく、発酵がしやすいため、
紅茶に向き、日本で飲まれる紅茶はアッサム種かそれと中国種との交配種が主流です。
紅茶の茶葉は世界20ヶ国以上で作られ、その中でもインド・スリランカ・中国は、世界三大紅茶産出国として知られ、近年はケニア産も増えています。
🟫 日本は紅茶の原料のほぼ100%を輸入していて、約60%がセイロン産です。
販売される紅茶のほとんどは、 紅茶専門店などの一部商品を除き、ブレンドティーです。
農作物である紅茶は、季節や気候などによって、品質が大きく異なるため、味や香りを一定に保つため、ブレンドは欠かせません。
又、手軽さでティーパックの使用が多くなっていますが、淹れ方で味が大きく異なるため、商品に記載されている淹れ方に従います。

 

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 世界のお茶の分類

 

 

 

日本茶(不発酵茶)

茶摘後、すぐに熱を加えて茶葉の発酵を止めた日本の一般的なお茶で、グリーン・ティとも呼ばれます。
他のお茶に比べうま味成分であるアミノ酸やビタミンCが多いのが特徴です。(緑茶の種類で異なります。)

 

 

ウーロン茶(半発酵茶)

ウーロン茶は中国茶の一つです。
緑茶と紅茶の中間に位置する半発酵のお茶で、中国茶は発酵の度合いで種類が分かれ、ウーロン茶の発酵度は中国茶の中で中間位です。
タンニン・うま味成分とも少なく、香りが重視されるお茶です。

 

 

紅茶(発酵茶)

完全に茶葉を発酵させた後に加工されるお茶で、ブラック・ティとも言われます。
うま味成分は少ない一方、発酵で酸化したタンニンによる渋味と果実のような華やかな味わいが特徴です。

 

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 紅茶の3つの味わい

 


 

 渋味やうま味の強弱で表現されます。
ミルクティに向く味のしっかりしたもの から爽やかな風味のものまで、様ざまです。  

 


 香り

フレッシュ(爽やかな)、フルーティー(甘い)、フローラル(花のような)の 3つのタイプに分類されます。

 


 水色(スイショク)

紅茶を入れた時の色のことで、オレンジ色に近い赤から黒味がかった濃い赤まであります。

紅茶のおいしさは、この3つの要素の組み合わせと調和で形作られます。
自分の好みの組合せの茶葉を探すことも紅茶の楽しみの一つです。

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 主な紅茶の銘柄

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🟫 紅茶の代表的な銘柄は、産地名(茶葉)とブレンド・香り付けされたものに分かれます。
世界三大銘茶の「ダージリン」「ウバ」「キーマン」をはじめ、柑橘系の香りをつけた「アールグレイ」などが特に有名です。

銘柄 [産地等]

特 徴

ダージリン
[北インド]

世界三大銘茶の一つで、その中でも「紅茶の王者」
とも称される高級茶で、甘く爽やかな香りと上品な渋味はダージリンならではのものです。
豊かな香りを楽しむため、レモンやミルクなど加えずにストレートで飲むのがお薦めです。
アッサム
[南インド]

甘味と深い発酵による濃厚なコクと香りが特徴で紅茶の風味がとても強いため、ストレートよりミルクティーにすることで、よりその風味を味わうことができると言われています。
セイロン
[スリランカ]

セイロンはスリランカの旧国名で、セイロンティーはスリランカの紅茶全般を指します。
産地の標高により、味は異なりますが、概してクセが少なく、よくブレンドティーに使われます。
中でも高地で栽培されるウバは、世界三大銘茶の一つで、香りと風味がしっかりとした高級品です。
アールグレイ
[フレーバーティー]

茶葉にベルガモット(ミカン科の柑橘類)の香りをつけた最も一般的なフレーバーティーで、色々な産地の茶葉が使用され、ベースとなる茶葉によって風味は異なります。柑橘系の香りとスッキリとした味わいで、アイスティーに多く、ミルクティーにもお奨めです。

イングリッシュ

ブレックファーストティー

[ブレンドティー ]
イギリスの伝統的な朝食用のブレンドで、風味や香りが強く、コクがあり、ミルクティーに合い、たっぷりの朝食にピッタリです。
一般的にアッサム・セイロン・ケニアの茶葉がブレンドされます。
アフタヌーンティー
[ブレンドティー ]

イギリスで伝統的な午後のひとときを楽しむためのブレンドで、香りが豊かでケーキやビスケット・サンドウィッチを食べるのにピッタリです。
イングリッシュブレックファーストティーに比べると軽めで、ストレートでもミルクティーでも楽しめます。
キームン
[中国]

世界三大銘茶の一つで、「紅茶の女王」とも称される高級茶で、渋味が少なく、柔らかなコクとかすかに甘い独特の花の香りがあります。 ミルクティーにも合いますが、香りを楽しむために、ストレートで飲むのがお奨めです。
ジャワ
[インドネシア]

苦みや渋味がほとんどなく、スッキリとした風味が特徴です。
クセがなくマイルドなため、ストレートで食事中の飲み物にピッタリです。
ブレンドティーにもよく使われます。

ケニア
[ケニア]

おだやかなコクがあり、マイルドな渋味で、クセが少なく、ホンノリと甘い香りがする飲みやすい紅茶です。
新しい産地ですが、茶葉の成長が早く、生産量はインドに次いで世界第2位となっています。
アップルティー
[フレーバーティー]

リンゴの持つ甘酸っぱさとフルーティーな風味があるフレーバーティーで、商品はリンゴのエッセンスだけを加えたものやリンゴの皮を加えた本格的なものまであります。
リンゴの風味を楽しめるストレートがお奨めです
 

➊ 北インド/ダージリン・アッサム  ➋ 南インド/ニルギリ ➌ セイロン/ウバ・ディンプラ・ヌワラエリア ➍ 中国/キームン ➎ ケニア/ケニア

 

ロイヤルブレンドとは?
各メーカーで独自ブレンドされた紅茶の中で、ロイヤルブレンドとれる商品は、上品でバランスが良い味わいにブレンドされています。
使用されている茶葉はダージリン、アッサムなどのインドティーにスリランカティーを混ぜたものが主流になっています。

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「「オレンジペコ」って何?

 

🟫 銘柄やフレーバーティーの名称ではありません。
オレンジという名前がついていますが、オレンジの味や香りは全くしません。
オレンジペコとは、「OP」と表記し、茶葉の大きさを示す等級の一つで、新芽(枝の尖端部)から2番目に若い葉だけを摘み取ったものです。
一般的にフルリーフで、葉っぱそのものを裁断することなく茶葉にされるため、茶葉は巻いた状態で細長く針状になっています。
葉が若いことから、紅茶特有の渋味やえぐみが抑えられていて、高品質の商品に使用されています。

紅茶は、茶葉をお湯に浸けて蒸らして淹れますが、茶葉の大きさによって蒸らす時間が違ってきます。
オレンジペコはフルリーフのため、長め(3~5分)、に蒸らす必要があります。

🟫 一般的にフルリーフで、葉っぱそのものを裁断することなく茶葉にされるため、茶葉は巻いた紅茶は、茶葉をお湯に浸けて蒸らして淹れますが、茶葉の大きさによって蒸らす時間が違ってきます。
オレンジペコはフルリーフのため、長め(3~5分)に蒸らす必要があります。

 

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 「CTC」ってどんな茶葉?

 

🟫 短時間でしっかりとした味わいの紅茶を淹れることができるように、専用の機械を使用して、茶葉を押しつぶして、引きちぎるように細かくし、再び丸めた茶葉です。
茶葉の表面積が増え、加工時に出る茶汁が表面に残るため濃い紅茶が抽出でき、インドのチャイなどでよく使われます。
🟫 ケニア、アッサムを中心に世界の紅茶の約60%がCTC製法で作られています。
粒の大きさは、砂粒ほど細かいものから数ミリの大きさのものまで様ざまで、細かいものの方が強く濃い味となります。

 


Crush

押しつぶす  

Tear
引きちぎる

Curl
丸める

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 紅茶の保存は「冷蔵庫はNG」
 「常温で保存」すべし

 

🟫 コーヒー豆を冷蔵庫で保存するため、紅茶の茶葉も冷蔵庫で冷やした方が良いと考えがちですが、紅茶を冷蔵庫に入れると、他の食品の臭いが移り、又、冷蔵庫から取り出した際、外気との温度差で容器の内側に水滴が付き、茶葉が湿気ってしまいます。
🟫 紅茶には、以下の特性がありますが、温度に対しては、それ程風味に影響を受けず、コーヒー豆ほど神経を使う必要はありません。

 ➊ 湿気を帯びやすい 
 ➋ 臭いを吸いやすい
 ➌ 光や空気で劣化しやすい

🟫 保存は、以下の点を考慮します。
 ➊ 湿気の多い場所を避ける
 ➋ 臭いのある場所を避ける
 ➌ 光を遮る缶などで保存する
 ➍ できるだけ空気を遮断して密封する

 

通常は、缶に入れて常温で保存し、早めに使い切るようにします。
開封したものは、2カ別が保存の目安となります。

 
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 紅茶の色々な飲み方

 

ストレートティー

ミルク等何も加えない飲み方で、それぞれの茶葉本来の味をシンプルに味わえます。
ごまかしがきかないため、茶葉の品質と淹れ方で味の違いが大きくなります。

 

レモンティー


薄く輪切りにしたレモンやレモン汁を入れた紅茶で、利尿作用と疲労回復の効果があるとされています。
スライスレモンは、紅茶に浮かせて、数回かき混ぜ、香りがついたら取り出します。
入れ過ぎたり、かき混ぜ過ぎると酸っばさや苦味が出ます。

 

ミルクティー


ミルクティーには、ストレートティーに牛乳を加えただけのものと、ロイヤルミルクティーと呼ばれるお湯で茶葉を煮出した後、牛乳を加えてしばらく煮たものの2種類があります。
ロイヤルミルクティー(和製英語)は、濃厚なのが特徴で通常、水と牛乳の割合は1:1です。
アイスミルクティーにタピオカを加えたのがタピオカ(ミルク)ティーです。

 

 レモネードティー


レモンティーにはちみつを加えたものは、レモネードティーと呼ばれます。
ホットティーは、寒い日にはちみつの甘さとレモンの風味でほっとするドリンクです。

 

 チャイ


単にチャイと言ったら、ロイヤルミルクティと同じ、牛乳を加えて煮出す紅茶の場合もあります。
マサラチャイと呼ばれるインド式のチャイは、シナモン・クローブ・ナツメグ等のスパイスと砂糖を加えて似出した豊かな香りとほど良い甘味が特徴の濃厚な紅茶です。
マサラチャイは、茶葉にCTCを使い、CTCを直接入れた水を沸騰させ、ミルクを加えて煮出します。
 

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紅茶の
おいしい淹れ方

 


 ティーパックの場合



カップを温めておくべし

 


沸騰したてのお湯で淹れるべし 

 


蓋をして蒸らすべし

 


軽く振って、ゆすったり、絞ったりせずに取り出すべし

 


蒸らし時間は、45~90秒で十分です。
長く浸けると渋味がでます。

 


ティーパックは1袋でカップ1杯が基本
ですが濃い目にしたい時は2袋入れます。

 


 茶葉をポットで淹れる場合

 


水は水道からケトルに勢いよく注いだものを使うべし

汲みたての水道水は空気が豊富に含まれていて、茶葉をお湯の中で蒸らす(浸出する)時に必要な活発な動き(ジャンピング)に適した水です。
ジャンピングによって、茶葉の一枚一枚がしっかりと開き、成分がよく溶け出します。
カルキ臭は、2~3分沸騰させれば飛びます。
ペットボトルのお水を使う場合にはよく振って酸素を含ませてから沸騰させます。

 


ティーパックは1袋でカップ1杯が基本
ですが濃い目にしたい時は2袋入れます。

 
 


茶葉を入れる前にポットとカップを温めておくべし

 


茶葉の量は、指定量を調整しながら自分の好みの量を見つけるべし

量が分からない時は、多めに入れて、後でお湯を足して、調整することができます。

 
 


熱湯(95℃)で淹れるべし

紅茶は95℃のお湯で淹れるのが最適です。
そのため、沸騰直後のお湯を注ぎます。

 


茶葉に合った時間で蒸らすべし

細かい茶葉は2分30秒~3分、大きい茶葉は3~4分が目安となりますが、茶葉によって指定された時間で蒸らします。(ミルクティーの時は、やや長めに)
蒸らす時間が足りないと薄く、蒸らし過ぎると渋味が出ます。

 


ポットに紅茶が残った場合、他の容器に移し替えるべし

茶葉を浸けたままで放置すると、雑味と渋味が強く、まずくなります。